「テニスひじ」と「野球ひじ」はどこが違うのか?
- 2021.06.18
スポーツをしていると発症する「ひじの疾患」。
テニスひじとか、野球ひじとか、聞いたことがあると思います。
このふたつは、どのように違うのでしょうか。
通常のテニスひじは、「バックハンドテニスひじ」とも呼ばれ
ひじの外側部分から前腕にかけて痛む症状です。
しかし、「フォアハンドテニスひじ」といって、ひじの内側が痛むこともあります。
同じように、野球ひじにも「外側の痛み」と「内側の痛み」があり
それぞれひじの内側と外側が痛みます。
内側型は、テニスひじも、野球ひじも同じ原因で生じます。
ゴルフひじなども、それぞれ原因となっているスポーツによって名前がついています。
正式には「上腕骨内上夥か炎」といいます。スポーツをしなくても起こります。
手首を曲げる「屈筋」の腱の使い過ぎで炎症が生じるものです。
外側型は、テニスひじと、野球ひじでは、原因が大きく異なります。
テニスひじでは、やはり手首や指を伸ばす「信筋」の使い過ぎで炎症を起こします。
これに対して、野球ひじは、腱だけの障害ではなく
軟骨や骨が傷むこともあり、やや重い症状です。
「離断性骨軟骨炎」ともいわれ、特にピッチャーに多い症状となります。
将来的に、ひじの機能障害がおこることもありますので
ひじの外側に痛みがあれば、本人、保護者、指導者と専門医の相談のもと
等級制限と治療をおこなうことが大切です。
岐阜県岐阜市にある「中野接骨院」は、地域に密着した接骨院です。
患者様一人一人の痛みに対して適切な判断をして
早期に痛みを軽減させることを心がけ治療しています。
痛みのある方はご相談下さい!